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フィリピンではだいたい英語が通じるのだけど幅広い人とコミュニケーション
を取ろうと思ったら第一言語であるタガログ語が出来るに越したことはありま
せん。ボクもボチボチと始めて少しずつ試行錯誤をしています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今朝は朝からオンライン英会話(でタガログ語)を4コマ(合計70分)して、昼は
家庭教師のところに行って90分みっちりタガログ語を教わり、その足で食堂
に行って世間話(タガログ語で片言)、それからベッドスペース(BS)に向かった。

ランチを食べずに来たので10ペソのピーナッツを買ってBSのある路地を進む。

BSは珍しくドアが閉まっていたので『あれっ!?』って思ったけど、中には
いつものようにイメルダ婆ちゃんが座っていました。ボクは少しベッドに横に
なったのちタガログ語の勉強を始めることにしました。


ボクがベッドから起きると婆ちゃんが反応します。

「おはようございます。お元気ですか?」

それに対して婆ちゃんの返答は

「ワシは病気じゃよ」

・・・これは一流のジョークなのか、それともフィリピンでは病人に調子を
伺うような習慣がないのかは分からないまま話をつづける。

「そうでしたか。いまタガログ語を勉強しています」

(『いまから勉強を始めます』とはまだタガログ語で言えません)

『音読したら迷惑かな??』とは思いつつ、いつもボクが寝てても気にせず
話をしている人達なので(ボクは気にしない)そんなモノなのだろうと思い音読
スタート。

『ブツ・ブツ・ブツ・・・(小さめの声でフレーズを読んでます)』

ときどき婆ちゃんが反応して『復唱してくれます』そうなればこっちのもんで
興味があるならどんどん本のフレーズに関連づけて話しかけてやろう!と決意。

「"ハセ"は日本人ですか?」

とか、このBSに関連付けた文章に変えて少しずつ読んでいきます。

「"Mr.サントス"は親切な人です」

とか、婆ちゃん、少し白濁した目をニコッと微笑んでくれました。
『褒める』というのは地味だけど効果的なコミュニケーション法です☆

そんなことを20分ほどつづけ、喉が渇いたので外にジュースを買いに出る。
このあたりはペプシの小瓶が8ペソ(約20円)です。普通テイクアウトする時
にはビニール袋にジュースを入れてもらうのだけど、それだとずっと持って
ないといけないので『ビンは後で返しにきます!』って伝え、ビンのままBS
に戻ってくる。

『あんまり買い食いはしないでおこう』

とは思っているのだが(カネのない設定なので)たまにはOKかなと言い訳。


またしばらく勉強をしているとサントス爺さんが帰ってきました。ボクを見て
挨拶した後にすぐに姿を消した。

いつも迷惑なくらいガンガン話かけてくるのに今日は大人しいなぁ』って
思っていると、爺さんは再び現れた。

手に何か紙を持っているってボクが気がつくのとほぼ同時に質問が飛んできた。

「日本・・飛行機チケットはいくらですか?」

タガログ語と英語と日本語のチャンポン会話・・・。

(手にある紙切れは『日本語・英語・タガログ語』のテキストらしい)


・・・これはちょっとマズイぞ・・・。


・・・・その理由は・・・(つづく)


 

サントス爺さんが唐突にしてきた質問。

「日本・・飛行機チケットはいくらですか?」

・・・この手の質問はボクはできるだけ避けたい。なぜなら・・。


『凄く高い・・・(やっぱ日本人は金持ちだ)』
って、妬みに近い感情が相手に芽生えるからだ。他にも複数のフィリピン人が
いるときに『日本の給料の話題』とかになって『ボクがごまかそうとしてい
る』にもかかわらず1人が知ってて『フィリピン人よりずっと高給』だって
バラされた時には居心地は悪かったです(^_^;)

特にココでは『フィリピン人と日本人とのハーフ』で『貧乏』という設定』に
なっているので、うまく話を避けたい・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(話は少しさかのぼる・・・)

ボクがこのベッドスペースに来た時から爺さんは『高い関心を示していた』
それがボクにはよくわからなかったが、ツーリストと書かれたIDを見せつつも
いちおうは『フィリピン人と日本人とのハーフだ』とは言ってあった。そこは
もともと『そういう嘘をつくタイプではない』ので少し嘘をつくことに抵抗が
あり小声になったかもしれない。

その後も爺さんは『日本人』として接してくれていた。

事情を知る友人からは

「もう(ハーフという)設定くずれてんじゃん!」

などと言われたりもして、まぁ治安も悪くなさそうだし『まぁいっか!』とも
思っていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でも、ここで再度『キッチリ嘘をつこう』と決意した。

でないと『高い飛行機代を払ってフィリピンに来ている金持ちの日本人が
ここにいる』ということになり、いろいろと面倒くさいからだ。


そこでボクは答えた・・・「わかりません」

理由はともかく『現時点では最良の答えだと思う』そして言葉が通じない事を
いいことに『裏にある設定』はあえて言わないことにした。その設定とは
『イトコが買ってくれた(自分では買えない)』というもの。

嘘をつく決意を新たにしたボクは家族の事をアレコレ聞いてくる爺さんの
イメージを塗り直す・・・それはまるでロールプレイングゲームで敵と対峙
したときのような気分でボクは応戦する。


「兄弟は何人?」・・・・「兄がひとりです(ホント)」
「お父さんは何してるの?」・・・「父はもう死にました(ウソ)」
「お母さんは?」・・・「母はフィリピーナで田舎に住んでます(ウソ)」

「お母さんは何してるの?」・・・・。

・・・。・・・『わかりません・・・』


・・・・HASEは『悲しそうな表情』というワザを覚えた。


実際、フィリピンはワケありの人おおいですし、実際にアレコレとウソを
つくとボロがでます。『ワケありだからあんまり聞かないで!』ってオーラ
をまとうことにしました・・・それにしてもフィリピン人はけっこうズカズカ
とプライベートな話題に首を突っ込んできますね。気にしませんけど。

『爺さん!あなたは好奇心だけで聞いてますか??』
『いい人ですか??それとも・・・』


・・・・・そんなことを考えながらベッドスペースを後にしました。


そういえば婆さんが『ルームメイトは夜に帰ってくる』って言っていたっけ。
そろそろMAの助っ人に『留守番を任せられる』し、BSで夜勤(宿泊)してみよう
かな??・・・・(つづく)
 

2014年1月2日にスタートした『潜伏生活』も2週間が経過した。

潜伏とはいうものの『昼寝に行って3時間』といった感じでしばらく様子を
みていたが、ここに来て大家さんにも慣れてきたことなので次のステップに
進むことにした。

『いよいよ泊まってみよう!』

ということです。

『あの固いベッドでちゃんと寝られるだろうか??』とか少々の不安は抱え
つつも『きっとルームメイトに会える!』とか『どんな風に暮らしているの
だろう??』といったワクワク感の方が強かった。

本拠地であるMAでシャワーを浴び、夕方にベッドスペース(BS)に向かう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夕方の下町は商店に明かりがともり仕事帰りの人や遊ぶ子供たちで賑わって
いた。この辺りであれば夜(深夜〜早朝はのぞく)でも人通りがあるので危なく
はないだろう。

BSの隣の食堂では『おかずが袋に小分けされ』仕事帰りだと思われる人達が
次々に買っていく姿が見えた。ボクは後で出会うであろうルームメイトとの
食事にも対応できるように食事は軽めですませてあった。何もなければパン
でも買って食べよう。

BSにはいつもの婆ちゃん爺ちゃんの他に初めて見る顔があった。推定40才の
痩せた男性は明るく声をかけてくれた。『ルームメイトかな??』と最初は
思ったが、お互いのことを話す内にそれが爺さんの次男(3人の子どもの1人)
であることが分かった。

最初でこそ好印象であった次男の印象はやがて『話し好き』に代わり『煩い』
とかわっていく。こちらの反応を気にせず『ドンドンと話してくる感じ』は
父親であるサントス爺さんの子供だということ物語っているようだ。

ときどき甲高い声でキンキンと喋る彼の声はまるでオットセイのようで、ボク
はその次男をここではオットセイと呼ぶことにした。オットセイは水族館で
曲芸をするかわりに学校でダンスを教えているようだ。

ふと時計を見ると時間は午後8時。なんとか話をかわしてボクは自分のベッド
に逃げ込んだ。ここのBSは親切な人が多い(あるいは下町の人はみんなそうな
のかもしれない)しかしその親切が『おせっかいレベル』ってケースはままあ
りそうだ。今後の潜伏生活をつづける上で『ルームメイトがそれだったら・・』
と思うと少し心配になってきた。

もちろん、飽きたら辞めればいいだけのことなんだけど、3ヶ月は続けようと
決めている。それと同時に

『居心地が良かったら継続していきたい!』

とも思っている。なんせ家賃が月3100円なのだから金銭的な負担はあって
ないようなレベルだと思う。

さて初のお泊り。その後はルームメイト2人と会うことになる。
どんな人達かはまた次回・・・(つづく)

 

(初お泊まりの話のつづき)

ルームメイトは2人に会えた。最初は1人はボクの斜め上のベッドで寝て
いる青年。年は21才くらいだろうか。おとなしい青年だが清潔感があって
話をする時に軽く笑みをうかべる。

彼は『人見知りをするタイプ』なのか挨拶もそこそこに自分のベッドに
入ってしまう。そのあたりはカーテンがある分だけ『話かけるタイミング』
は少ない。ボクも『一人の時間の大切さ』は分かっいるからあまり邪魔は
しないようにしつつ、たまに彼がでかける時に様子をみたりしてた。

夜9時頃。『空のペットボトル(1ガロン)』を手に下げ彼は外出した。
しばらくして『水の入ったボトル』と『パンを数個』を持って彼は帰って
きた。いいタイミングだと思い声をかけてみる。

「水はどこで買ってきたの?」

「すぐそこで10ペソ(1ガロン)で売っているよ」

と彼。「そーなんだ。ありがとう」と言うことしかボクにはできず、彼は
また自分のベッドに戻っていった。

ここで分かったことが2つ。

ココでも『水道水を飲むのではなく飲料水を各自で確保してる』って事。
それと『食べ物は各ベッドで食べてもいい』って事。アリとか心配なので
ボクは極力しないでおこう。


ボクはまた自分のベッドに入りタガログ語のテキストを復習したり、あと
『ここで生活する上で何が必要か』などを考えていた。『やっぱり薄くても
マットが欲しいなぁ〜』とか『毛布ないと寒い・・』とか、夜あかりが消え
てからなら大丈夫なんで『ウォークマンを持ってこよう』とか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もう1人のルームメイトとは9時半すぎに会うことが出来た。当初4人部屋
であったが、ボクが来て1週間で奥に1つスペースができて彼は
『今晩からココの住人』なのだそうだ。

ボクも新入りよろしくお願いします。

彼は名前を『ぺぺ』といい、ボクはHASEと名乗ったが『ホセ(Jose)』だと
思われたらしく「2人ともホセ・リサールだね」ってぺぺは言った。

ちなみにホセ・リサールとはフィリピンの英雄の1人であだなをぺぺという。


英雄でない方のぺぺの仕事は『魚屋』

「ずっと市場で仕事をしてるからオレ臭いかも??」

ってぺぺは気にしてみせたが、ボクが「問題ないよ」って言うとニッコリと
微笑んだ。仕事を聞かれたから「仕事はしてない」って答えると「じゃあ
生活費はどうしてるんだい?」って聞かれたので「友達の仕事を手伝ってる」
とだけ答えておいた。

いちおうの設定としては
『無職』そして『友達の仕事を手伝うことで食事を食べさせてもらったり
小遣いをもらったりしている』でも仕事って言えるほどではない。という感じ。

でも、ボクが興味を持ったのは『無職=生活に困る』という図式をぺぺが持っ
ているてこと。正直にいえば安全なビレッジでの生活費は別にして、もし完全に
『月3100円の現地生活のみ』だったらボクは働かなくても生活できたりする。
(もちろんその場合は『病気やらも現地レベルになってしまうが』)

またそれは日本人としての視点なのだが、フィリピン人も無職の人は大勢いて
昼間から家でゴロゴロしているニートがいても家族は気にしないという印象を
もっていたからだ。それもいずれ分かるようになるのだろうか。

大家族が普通だが、こういったベッドスペースに住んでいること自体が『1人
者の証』であって、1人者は『失業=とたんに生活に困る』ってなるのかも
しれない。

自己紹介もひととおり終わり、ボクは別の友達から借りた『幼児向けのタガ
ログ語の教材』をまた読み始めました。ときどき音読するとぺぺは間違った
発音を直してくれたりしました。嫌味がない親切な感じ・・・ぺぺもイイ奴。

あとはぺぺが150ペソで買ったという目覚まし時計のセットを手伝ってあげ
たくらいで大きな交流はなかったが、また次回のお泊りの時には一緒に食堂
に行ったりしたい。

そのときは『もちろんワリカン(or 各自)で』

そうしないとココに来た意味がない。おごるって言っても大した額じゃない
だろうが『おごる事自体が立場を対等でなくしてしまうから』


ぺぺは午前3時おき・・・魚屋の朝は早い・・・ボクが起きた頃には仕事を
してるんだよね・・・・(つづく)

 


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